mpiパートナー会員のご紹介

2017年08月10日

柳田真里さん

mpi English Schools安来伯太教室

島根県安来市

●mpiとの出会い

---英語指導者になろうと思ったきっかけを教えてください。

私は13歳の時に父の転勤のため、アメリカのシアトル近郊に引っ越しました。当時は日本の中学校に1学期間通っただけの英語レベルだったので、右も左もわからない状態のままほとんど日本人が在籍していない現地の中学校に通い始めました。その際、ESL(English as a Second Language)の先生が大変親身になってお世話をして下さり、私の心の支えとなりました。先生には2年間指導して頂きましたが、レッスンもとても楽しく、そのクラス自体がとても温かいオーラに包まれていて、すごく安らぎを感じたのを今でも鮮明に覚えています。この頃から、漠然と先生のように英語を母国語としない子供たちに自分も英語を教えたいと思うようになりました。

---ご自身の教室を開設しようと思ったきっかけを教えてください。

mpi教室を開設する前は、地元の英語塾で教えたり、友人と一緒に英語教室を運営していましたが、しっかりとしたカリキュラムを確立していないまま英語指導を続けるのに正直なところ限界を感じていました。自分の指導法に悩みながらも子供たちに英語を教えていた頃、ある生徒のお母さんからご親戚に英語の先生がおられ、その方がセミナーを主催するので先生もぜひ参加されてみてはと勧めて頂き受講しました。そのセミナー講師が地元米子市出身で現在横浜市でmpi教室をされている先生だったのです。先生の圧倒的なパワーに引き込まれ、それまでmpiの3文字を全く知らなかった私は一変にmpi一色となりました。その後、先生に色々とアドバイスを頂き、初級セミナーと中級セミナーを受講して教室を開設する運びとなりました。

 

---児童英語指導者になって、苦労したことは何ですか?

大半の生徒たちは学校が終わった夕方頃からのレッスンなので、疲れていてレッスンに集中できない時もあります。如何にしてこのような状態を素早く切り替え子供たちの意識を“英語”に向けるかということはいつも課題です。週1回のレッスンなので、こちらもたくさん学んで帰ってほしいと思うばかり、以前は内容を詰め込みすぎることもありましたが、今はなるべくその日その日の生徒の状況を見ながら、生徒たちがレッスンの最初から最後までモチベーションを維持できるよう心がけています。

---児童英語指導者になって、楽しかったこと、良かったこと、児童英語指導者の醍醐味などを教えてください。

自分が考えたアクテビティーやゲームの反応が良く、生徒たちから”One more time, please.”と言われる時はテンションが上がります。特に年に一度の合同発表会等で生徒たちの生き生きとした顔を見られることは本当に幸せです。教室に通っているほとんどの生徒たちが何年も続けて通ってくれていることは自分にとって励みになりますし、卒業した生徒たちが英語を使う職業に就いたと聞くととても嬉しいです。一人一人の生徒とのご縁があって、彼らと共に成長していけることは最高だと思います。

---児童英語指導者にはどんな人が向いていると思いますか?

私の理想でもありますが、明るくエネルギッシュで包容力のある人だと思います。

---自身のどのような経験が、英語指導者という職業に生かされていると思いますか?

全く英語がわからなかった13歳の頃から大学を卒業するまでアメリカで過ごしましたが、この間に培ったコミュニケーション力はこの職業に生かされていると思います。様々な人種や年代の人たちとの間で自分の英語が通じない、自分の意図や思いが伝わらない等の苦い経験をたくさん積み重ねてきました。どうやったら自分自身を表現できるか・・・模索し続けた日々でしたが、今となってはかけがえのない財産です。

●趣味など

---今はまっていること、夢中になっていることは何かありますか?(英語指導以外のことでもなんでも)

最近は早朝ウォーキングにはまっています。自然豊かな田舎道を自分のペースで歩きながら、頭の中でその日のスケジュールを整理したり、生徒さんやレッスンについて考えてみたり…ウォーキングから帰ると慌ただしい一日が始まるので、この時間は気分転換にもなります。

---今まで行かれた国で特に好きなところを教えてください。

大学生の頃に行ったカナダです。通っていた大学がアメリカとカナダの国境近くにあったので、よく訪れました。バンクーバーは様々な人種・民族の人達が集まっていて、どこに行っても活気づいていて刺激がありましたし、バンフやジャスパーでは果てしなく続く壮大な自然を肌で感じられてとても癒されました。また、ぜひ遊びに行きたいです。

●mpiへの要望

---mpiの好きなところはどこですか?

指導者向けのスキルアップセミナーが豊富にラインアップされているところです。前に受講したセミナー等もリピーター受講できる点も有難いです。また統括の先生方がとても協力的でいつでも相談に乗ってくださるアットホームな環境が気に入っています。

---mpiに対する要望「もっとこうしてほしい!」「こういうのがあればいいな」などがあればぜひ教えてください。

特にないです。

●その他

---その他、全国のパートナー会員の皆様もしくは英語指導者の皆さまへのメッセージや、コメント(どのようなことでも)などございましたら何でもお書きください。

私のような山陰の片田舎に住んでいる者でも”mpi”を地域に根付かせようと日々頑張っています。まだまだパートナー会員の人数は少ないですが、少ないながらも横のつながりは強く、毎年発表会や夏のイベントを合同で開催しています。mpiを通じて知り合った子供たちや同じような熱い思いを持った先生方とのご縁に本当に感謝しています。これからもmpiの輪をどんどん広げていき、山陰から世界へ羽ばたいていける子供たちを育てていけるよう努力していきます。

-----------------【mpi English Schools安来伯太教室】-----------------

柳田 真里 (やなぎた まり)
島根県安来市に生まれる。
13歳の時、父親の転勤のためアメリカ・シアトル近郊へ渡米。
ワシントン州立西ワシントン大学卒業。
帰国後、地元島根県で英語指導を始める。
2015年、mpi English Schools安来伯太教室開設。

メールアドレス:marimomo827@vanilla.ocn.ne.jp