その子のことを思ってしかる、ということ。

生徒さんを教えていて、
いつも思うことですが、

はじめはド緊張している生徒さんも
2年目になるととても慣れてきます。

そして、小さいうちは、
どこまで甘えていいのかな??と、
ちょっと試すような行動があったりするのね。

そこで、許すとクラスがしまらなくなる。だから
必要なときは、そして、その言葉が
その生徒のことを思ってのことであれば、
しかることも、あります。

第一は、「安全にかかわることや、マナーに関すること。」
ころぶとあぶないから、だめ、ということもある。
手をはさむと危ないから、これはだめ、ということもある。

そして、マナーとして相手がいやな気持ちがするから、だめ、ということもある。

だれかを仲間はずれにする、というようなことも、悪意になりそうな
時は、お話ししてやめさせます。
でも、中学年の3,4年生ころから、子供も人間関係ができてくるので、
見守りながらですが。

第二は、「児童の指導上必要であれば」注意したり、しかります。

先生の言うことを聞く。
先生の指示に従う。

大事なことは、生徒がちょっとつまんないーと
思ってもびびらず、しっかりやる。

従わないときは、あの手この手をつかって集中させて、集中しているうちに
理解をさせる。

子供はゲームが大好き。だからゲームは盛り上がる。

ゲームに実は大事な学びのポイントをしこむ。

ときに、ゲームだけしたい、ということになる。
でもゲームだけで50分やると、彼らがさらに一歩だけ成長するために
必要なことができなくなる。

そう。子どもが好きなことだけをやっていては
きちんとした指導にはなりません。

だから、ばし!っとしきる。

これは、大事なことよ。みんなで英語ができる15才になるため
がんばろうね。

という。

すると、おずおずと、ついてきてくれる。

そんな感じ。

というわけで、子どもの将来を考えて、
必要であれば、
千晶先生は、しかったり、注意したり、します。

しかられた瞬間は、ちょっとぷん!としたり、
しゅんとしたり。

でも、おずおずと、周りを見ながらついてくる瞬間は、

うん、そうそう。ついてきたね!って感じで、
子どもの
成長の瞬間なんですね。