【おすすめポイント】
1. 1.体を動かし、とにかく楽しい! Dance+Sing+English! Dansinglish!
子どもは体を動かすことが大好きです。DVD映像をみてすぐにマネをして体を動かします。マジックにでもかかかったように、低学年の子ども達はなんのためらいなく、音楽がかかれば全員踊って歌い出します。高学年になると恥ずかしくて
動きが小さくなる子もいますが、それでも顔は笑顔。とにかく楽しい!
2.一度聴いたら忘れない(忘れられない?)曲ばかり!
授業が終わって曲が流れていなくても子ども達はメロディーを再現しながら歌っています。最初は意味も解らず歌っている子もいますが、絵(または絵カード)やスキット映像をみて徐々に意味が分かってきます。音楽に合わせてまるごと
(チャンクで)覚えてしまえば、自然に英語が出てくるようになります。
3. 3.自由自在に会話を組み立てられる!
ネイティブの子ども達が日常使う表現が96種類紹介されています。決まりきったダイアローグがあるのではないので、自分で好きなように組み合わせてオリジナルの会話ショーを作ることができます。
“Hi.” “Bye.”の2表現だけでも場面や登場人物を子どもが設定することができ、子どもの想像力を活かすことができます。
【活用方法】
1.ウォームアップとしてリズム活動に
歌やチャンツと同様に、「英会話たいそう」をウォームアップとして取り入れるとよいでしょう。「英会話たいそう」が朝礼の「ラジオ体操」のような役割を果たしてくれます。DVD映像を観ながら、すぐに音楽に合わせて体を動かしてみ
ましょう。自然に歌も口ずさんでいるはずです。
2.まとめとして発表活動に
何度か歌って踊って、表現の意味がわかって自然に言えるようになったら、いくつかの表現を組み合わせてスキットや会話ショーを作る活動に発展させ、最後にみんなの前で発表させるとよいでしょう。96表現全部に慣れ親しんでいなくても、
1~2曲(12~24表現)に慣れたら、1~2往復の会話を作らせることから始めてみましょう。
3. 低中学年の主活動に
低中学年でも英語の時間があるところでは、主活動にしてじっくり歌ったり踊ったり、会話したりしましょう。子ども達の発達段階に合わせて、会話表現を取り上げて、おおげさなジェスチャーをつけるだけでもよいでしょう。低中学年でや
っておくと高学年になっても恥ずかしいとは思わずにできる子もいます。
【アクティビティ】
1.ジェスチャーゲーム
Practice Timeを使っておおげさなジェスチャーと表現を覚えたら、指導者がみせるジェスチャーの表現を当てるゲームです。慣れてきたら、やりたい子を募り、前に出てジェスチャーをさせます。クラスの実態に合わせて、ポイント制にして
も良いでしょう。小学校外国語活動ではグループに分け、グループにポイントが入るようにして、苦手な子も楽しく参加できるようにしてあげましょう。
2.スキット発表
複数のユニットの表現をジェスチャーやピクチャーカード*を見ただけで言えるようになってきたら、ペアまたはグループで自由に会話を組み立ててスキットを作らせてみましょう。最初は1往復の会話で、徐々に何往復かに増やします。
登場人物、場面設定を子どもに選ばせてあげます。指導者が学級担任ひとりの場合にはボランティア児童と一緒に、ALTやJTEなどの支援者がいる場合はふたりで、オリジナルスキットの例をいくつか見せてあげないと難しい場合もありま
す。子ども達が自然に表現を言えるようになるまで待ってからスキット作りをさせてみましょう。
*大判のピクチャーカードは「英会話たいそう」のみとなります。
☆明日の授業に役立つ小学校英語教材『英会話たいそう』
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