2013年7月19日
明日の授業に役立つ
小学校英語教材
『フォニックス指導におすすめの
教材』

mpi 教育アドバイザー、セミナー講師
J-SHINE(小学校英語指導者認定協議会)トレーナー
大阪市小学校英語支援、アドバイザー
伊藤美幸

レポート:小学校英語の現場から

*フォニックス・アルファベットポスター 大判
【おすすめポイント】

★アルファベット、フォニックス指導どちらにも使えます。
★大文字、小文字、キーワードが印刷されているので、「Hi,friends!」では5年生の大文字、6年生の小文字、4年以下でもアルファベットソング、全てに使えます。小文字たいそう、フォニックスアルファベットにも最適。

[活用方法]
「アルファベットチャンツ」の中のアルファベットチャンツ、「I like coffee,I like tea」の中のVegetable goop, 「Pam and Ted 3」の中のアルファベットソング、 「Songs and chants」の中のアルファベットソング、フォニックスアルファベットソング、 「Active phonics」の中のフォニックスアルファベットソング等、どの曲でも使えます。
・ポスターを見続ける事によって、大文字と小文字のマッチング、キーワードが視覚的にインプットできます。
・英語ルームがある学校では常に視界に入るように壁に貼っておきます。
・小文字の高さをインプットする時も児童がよく見て自然に高さを覚えていきます。

[アクティビティ]
1.「アルファベットチャンツ」Vegetable goopを使ってアルファベットを指導する時に、A to Z, Z to A, またはどの文字からでも同じリズムでアルファベットを言っていきます。 すらすら言えるようになってきたら児童のボランティアを募って前に出てもらい、好きな文字を選んでそこからアルファベットを全員で言っていきます。
前に出た児童がポスターの文字をポイントしていきます。CDと同じリズムをくずさずに言う事が大事です。

2.小文字たいそうの時にも使えます。小文字たいそうの歌と上記のアルファベットソングどれでも使えます。Small letterで腕を水平に、Tall letterで腕を上に、Tail letterで腕を下に します。 いすを使って、Small letterで座る、Tall letterで立つ、Tail letterでしゃがむなど、色々なパターンでできます。なかなかハードルが高いので何回もします。

3.磁石を貼った文字は言わずにクラップしてアルファベットを言っていきます。磁石の数を増やしていくと難しくなってきて楽しい。言ってしまう子がいたら Aに戻って始めから言う。児童に磁石を置いてもらうとよい。普段発言しない子もこの時はほとんど全員が手を挙げる。

*フォニックス・ピクチャーカード フォニックスアルファベット カラー 大判
【おすすめポイント】

★フォニックスアルファベットの指導に最適。1枚ずつ見せる事で1文字ずつ、1音ずつフォーカスしてインプットできる。
★大文字、小文字、キーワードがワンセットで視覚に入るので児童の記憶に残る。
★フォニックス指導と捉えないで歌・チャンツとして歌い続けるだけでも児童の中に26文字の音が入る。

[活用方法]
・フォニックスアルファベットジングルを練習する時に1枚ずつ見せていきます。
・言えるようになってきたらCD無しで、練習します。

[アクティビティ]
1.自分の名前のイニシャルのカードを持って、My name is /m/m/Miyuki.と自己紹介します。
2.ジングルを言う時に名前、音、キーワードの3グループに分け、カードを観ながら順番に言っていく。
ある程度言えるようになったらシャッフルしてランダムに言ったり、児童に1枚ひかせてそのカードのジングルを皆で言うこともできる。
3.ボードに何枚かはって、各列から1人ずつ順番に出て先生が言ったカードを取る。音、キーワードどちらでもできる。

*フォニックス・ルールカード
【おすすめポイント】

★アルファベットの小文字、フォニックスアルファベット1文字1音の時に1文ずつフォーカスして使えます。
★母音が赤、子音の無声音が黄色、有声音が緑と色分けしてありますので短母音の指導や、子音のいとこ音の指導の時に使うと分かりやすいです。

[活用方法]
・小文字の導入に使えます。
・フォニックスの1文字1音の時に母音、有声音、無声音の区別ができます。
・小文字の高さを導入、練習する時に使えます。

[アクティビティ] 1.Vegetable Goopにあわせてなべに見立てた入れ物に入れて”What will I find in the alphabet soup?”と児童と歌いながら1枚ひいて(または児童にひいてもらって)そのカードの文字の名前と音を言います。  順にボードに貼っていく時に、高さで分けてはっていく、色で分けてはっていく、いとこ音を並べてはる、などしていくとその後の指導に繋がる。 2.グループ毎に1セットずつ渡してa to z, z to aで並べます。早かったチームが1ポイントもらいます。ボードにランダムにはって、順番に並べていくのでもOK。 3.指導者が3文字単語を言って、児童がルールカードをならべて単語を作ります。これも数セット用意して班対抗でします。


☆小学校外国語活動で使える英語教材『フォニックス指導におすすめの教材』