松香洋子の元気ブログ

2010年1月31日

1月のまとめ

不覚にもまた、ブログ、ご無沙汰してしまいました。1月が終わってしまいました。

1月の最後の日、31日は、アルクが出版している「こども英語」という雑誌が100号を突破した記念に開催したワークショップで話をさせていただきました。

私は「子ども英語」でこの1年間、「1歩だけ前へ」という連載をしてきました。過去30年間の私の失敗を思い返し、それを起点にどうやって立ち直っていったかを書いています。
高校の英語教師をやめて子どもに英語を教えはじめた頃、その難しさに何度、「やめてやる!」と思ったかしれません。でもその度に、子どもたちの成長に目を細めている自分を自覚し、ここまで来ました。

今回の研修会は、北海道から九州まで、およそ100名の参加者がいました。本当に児童英語教育に携わっている先生方は熱心です。頭がさがります。小学校の先生方も10名くらい参加していたそうです。

「子どもは社会の希望です。子どもは未来からの留学生です。子どもを大事にしましょう。子どものためにできることをしましょう。民主党もいろいろと教育行政について考えていてくれるようです。我々も一歩先に行きましょう!」そんな話をさせてもらいました。

つまり、日本の子どものための英語教育の評価方法の確立、児童英語教育の天井さがし、日本における子どもの英語習得過程を明文化すること等、私が今、格闘していることをお話しました。

みなさん、それぞれ自分の目標をもち、課題をもち、自問自答しながら、日々を過ごしていると思います。こんな時代だからこそ、理想を見失わず、既成概念にとらわれず、前を向いて進んでいきたいものです。

帰りの電車でご一緒だった方は、
「自分は自分の英語力の証明のために、これから英検1級に10回挑戦するつもり。でも本当は、児童英語指導力検定のようなものがあれば、そのようなものに挑戦した方がためになるということはわかっているのですけど。。。」と言ってました。

まだまだ考えていかなくてはならないことはたくさんありますね。私としては、
英検は一回で受かるように勉強してください、というのがやっとでした。

ブログ一覧に戻る