松香洋子の元気ブログ

2016年6月9日

幸せの絶頂と感じる時 Vol.3

2. 子供が生まれた時
もともと子供は大好きです。
二人の子供が生まれましたが、2回とも帝王切開。
長女の時は、帝王切開にいたるまでがものすごく長く、「江戸時代だったら、ぜったいに死んでたね」と病院の先生に言われました。
そうして生まれた娘ですが、生まれた瞬間は、まわりにピンクの光がさしていました。
あまりに疲れて幻覚をみたのかもしれません。
よくヨーロッパの教会にある、赤ちゃんのイエスのまわりに描かれているあの光の形です。
とにかく嬉しかったです。

3. 宮沢賢治イーハトーブ賞をもらった時
宮沢賢治は私がもっとも好きな作家の一人です。
よくわからない童話や、詩もたくさんありますが、
一般の人間がわからない物を書けるのが大天才。
わからない私たちが、賢治の世界を受け止めきれないのです。
娘婿のグレンさんと共著で、
Gorsch the cellist (通じる英語はリズムからシリーズ)で、賞をもらいました。
もう天にも昇る気持ちというのはこういうことです。
花巻市へ行って、授賞式に参列し、賢治学会のいろいろな人とお話をして、その皆様の造詣の深さにはびっくり。
私なんぞがこんな輝かしい賞をもらってはいけないなのだとよくわかりましたが、
よし、もらった方が勝ち、ぜったいに返さないぞ、と思いました。
その夜は、花巻市の郊外の超ひなびた自炊式の温泉にとまり、浮かれていました。
その時にいただいた漆塗りの文箱は毎日使っています。
嬉しかったです。

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