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レポート:小学校英語の現場から
(2011年4月より全国の公立小学校5年生、6年生で外国語活動が実施されます。)
新小学校学習指導要領の第4章 外国語活動 第3 指導計画の作成と内容の取扱いの中で、「指導計画の作成や授業の実施については、学級担任の教師又は外国語活動を担当する教師が行うこととし、授業の実施に当たっては、ネイティブ・スピーカーの活用に努めるとともに、地域の実態に応じて、外国語に堪能な地域の人々の協力を得るなど、指導体制を充実すること」となっています。地域人材の活用については各自治体、学校により異なりますが、日々の授業を支援する日本人英語指導者は欠かせない存在となっています。
ここでは、全国の小学校で活躍されているJ-SHINEトレーナー講師、上級指導者など、J-SHNE資格取得者の活動をご紹介します。
2012年3月2日
小学校外国語活動、TTとAll in English

J-SHINE 育成トレーナー
mpi 上級指導者・パートナー会員
IE TreeHouse 主宰
盛岡市立青山小学校 英語支援講師
三浦 聡美

レポート:小学校英語の現場から

岩手県盛岡市内の公立小学校数校で外国語活動に携わっております。幼い息子2人を抱えながらも自宅でできる英語関連の仕事がしたくて、16年前に英会話教室のフランチャイズ講師となりました。当初は自分の英語力の無さに落ち込んだり失敗したり、悩んだりしている毎日でしたが、未熟ながらも「英語と子どもが好き」の気持ちを支えに奮闘して今日まで来ました。

小学校に入ったきっかけ
初めて小学校に支援講師として入ったのは13年前、現在高校生の長男が小学校1年生の時に、息子の小学校に地域ボランティアとしてお手伝いさせていただいたのがきっかけでした。校長先生に自分から売り込みました(笑) 初年度は息子がいた1年生で3回だけの活動、翌年は1〜2年生で、3年目からは全学年となり、自分の教室での少人数教育とは また違った小学校で教える楽しさも感じ始めました。活動が終わった後に必ずいただく児童たちの感想集が、自分の授業のとてもよい反省材料になり、その後のレッスンプラン作りの参考になりました。ある授業でWatch Out Game!という活動をして、児童もノリノリで何度も何度も繰り返したから みんなWatch Out! というフレーズはだいぶ頭に残ったに違いないといい気になっていたところ、子どもたちの感想を見てショ〜ック! 数名の児童が「ウォッチアップゲームすごく楽しかったです」と書いてあったんです。発音が悪かったのかしらとちょっとだけ落ち込みました。数々の失敗を繰り返しながら、ずっと続けて来れたのもやはり感想集の言葉が支えになっています。

J-SHINEトレーナーとmpi上級資格を取った経緯
自分の英語力のブラッシュアップをしなくてはと2005年春から2006年冬にかけて1年半程カナダに親子留学をして、息子たちは現地の公立小学校に、自分は大学に通いTESLの資格を取りました。帰国後、自分で教室を開くためにきちんと自信を持って教えられるようにとJ-SHINEトレーナー試験やmpi上級資格に挑戦しました。これらの資格を頑張って取得してよかったと思うことはたくさんあります。トレーナーとなった皆さんとメーリングリストで情報交換ができること、またmpi上級試験で同期に受験した先生方と横のつながりができたことなど、本当に幸せなことだと実感しています。

TTとAll in English
TT(Team Teaching)は難しい点もありますが、うまく運べば本当に効果的だと思います。
児童をよく知り尽くし、クラスマネージメントに熟練されている小学校の先生方はクラスコントロールがとても上手でいつも感心してしまいます。
理想的なTTのひとつはT1のHRT(担任の先生)がレッスンプランを作り、JTEはアドバイザーとなることが考えられますが、多忙を極める教員の皆さんの立場を踏まえて、JTEにほぼ授業案はお任せというケースもまだまだあると思います。私も残念ながら今はまだこのパターンで、こちらからご提案をして、打ち合わせでいろいろ相談しながら授業案を作成しています。その際、いつも第1声はHRTに英語で指示をしていただくようなプランにしています。HRTが明るく積極的に外国語活動に取り組んでいる姿は、「英語を話そうとする日本人の良いモデル」であると言われています。JTEの役割はたくさんあって「英語を話せる日本人の良いモデル」になることであり、そして時にはALTの役割をにない、時にはHRTとALTの橋渡し、また、ALTが話す英語を「日本の子どもたちが理解しやすい英語で言い換えられること」、「英語で英語を教えることに重きを置くこと」も大切だと思います。2011年から必修化になってから1年が過ぎようとしている今、改めて英語は英語で教えるという強い信念を持ち、これからも子どもたちの幸せにつながる外国語活動にしていきたいと思います。

今後は東北を元気に復興するためにも、トレーナーとして、地域の一員として、小学校外国語活動支援となるイベントを開催して、明るく子どもたちと向き合っていきたいと思います。

次回は静岡県静岡市在住の山口吉美さんにバトンをお渡しします。よろしくお願いいたします。