未来へのバトン-トレーナー指導者としての自覚と責任-|小学校英語と英語教材、指導者資格はmpi

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レポート:小学校英語の現場から
(2011年4月より全国の公立小学校5年生、6年生で外国語活動が実施されます。)
新小学校学習指導要領の第4章 外国語活動 第3 指導計画の作成と内容の取扱いの中で、「指導計画の作成や授業の実施については、学級担任の教師又は外国語活動を担当する教師が行うこととし、授業の実施に当たっては、ネイティブ・スピーカーの活用に努めるとともに、地域の実態に応じて、外国語に堪能な地域の人々の協力を得るなど、指導体制を充実すること」となっています。地域人材の活用については各自治体、学校により異なりますが、日々の授業を支援する日本人英語指導者は欠かせない存在となっています。
ここでは、全国の小学校で活躍されているJ-SHINEトレーナー講師、上級指導者など、J-SHNE資格取得者の活動をご紹介します。
2011年11月1日
まずは現場に切り込む!
-行動力が不可欠-

小学校英語指導者(J-SHINE)育成トレーナー
栃木県大田原市英語活動指導員
大伴 久美

レポート:小学校英語の現場から

自宅教室で児童英語を教えながら、小学校で英語活動指導員として平成18年より小学校英語を教えています。かつて英語特区だった大田原市は2011年の英語必須化より先立つこと7年(平成17年度より)、1年生から6年生まで総合の時間を英語活動にあて1,2年は年間16時間、3〜6年生は年間35時間という英語教育を行なってきました。(地域により平成18年より活動開始したところもあります。)
授業の形態は担任の先生をT1に英語活動指導員とのTT、時により担任、指導員、ALTと3名でのTTを採用しています。
現場で小学生の活動を指導しながらなかなかT1、T2での効果的な指導を行うことができず、日々悩みの中にいた時期にJ-SHINE トレーナー資格というものに出会いました。
資格取得に向けての勉強の中で、現場で役立つ知識を身に付けて行くことができました。
しかし児童のための指導員として現場に入っているため、担任の先生を指導できる立場にはありません。トレーナー資格を持っていながら、担当する先生方と研修を行う時間も持てないことに日々ジレンマを感じるというのが現在の状況です。

トレーナーとして地元で行われている英語活動にどのように貢献すればいいのか?ということが新たな悩みとなった頃、2009年に東京で行われたフォローアップ研修でお手伝いをする機会に恵まれました。そこで全国から集まったJ-SHINEの有資格者の皆様の研修をお手伝いし、トレーナーの皆様と情報交換することで「わが地元でトレーナーとしていかに役立つことができるか?」を模索するということが自分にとっての目標となりました。

地方にいて現場で指導していることで時間的な制約はありますが、トレーナーの皆さんが集まる場にできるだけお邪魔し、ご活躍の様子を伺う、ということが自分自身のトレーナーとしての出発の準備と思っています。諸先輩からの体験談をお聞きするたびに「まずは現場に切り込む」、行動力が不可欠だと痛感しております。資格はとったものの活かし方がわからないと思っておられる方や小学校での指導を始めたばかりの方には、全国各地に精力的にご活躍中のしかも惜しげもなく情報を交換してくださる先輩が大勢いらっしゃるということが何よりも心強いと思います。

これからトレーナー資格を目指す皆さんに申し上げたいと思います。この資格は開拓をする資格を与えられたというだけでどこをどう開拓するかは全く未知、言い換えれば自由なのです。途方にくれた時は大勢の先輩方がおられます。有資格者として、小学校英語活動の推進を目指す同士として微力ながらお手伝いできれば幸いに思います。
次回は大阪でご活躍の伊藤美幸さんにお願いします!よろしくお願いします。