子どもたちは、ドキドキ。ホッ。|英語教材、英語教室(子供向け)ならmpi

英語と子どもニュース
新着の記事
過去の記事
2008年12月までの記事
 
英語教材、英語教室(子供向け)HOME > TOP > 子どもたちは、ドキドキ。ホッ。
新着の記事
2011年12月2日
子どもたちは、ドキドキ。ホッ。
CD付き絵本『Five Little Ducks』
(「リズムとうたでたのしむえほんシリーズ」)
愛知県半田市
Y.kids English(ワイキッズイングリシュ)
mpi東海・北陸エリアパートナー統括
山内由紀子
レポート:小学校英語の現場から

今年10月に刊行された「リズムとうたでたのしむえほんシリーズ」は、子どもを惹きつけ、学習効果を高める趣向を凝らした、mpi渾身のCD付きオリジナル絵本シリーズです。今回はY.kids Englishの山内由紀子先生に、レッスンでの活用例をまじえ、シリーズの中の1作『Five Little Ducks』をご紹介いただきます。

レポート:小学校英語の現場から

帰ってこないアヒルの子に、子どもたちはドキドキ

Five Little Ducks』は、欧米の子どもたちに人気の定番の遊び歌です。アヒルの子どもが5羽で出かけたのに、出かける度に1羽ずつ帰ってくる子どもが少なくなり、最後には誰も帰って来なくなって、お母さんが探しに行く、というあらすじです。子どものアヒルの数がだんだん少なくなるという謎をはらんだ展開に、子どもたちは興味津々です。

帰ってくるアヒルが少なくなって、お母さんアヒルが泣いている場面では、子どもたちは本当に心配した表情になります。そして楽しい結末ではホッとした表情を見せます。短いお話ですが、子どもの感性に訴えかけ、子どもたちの感受性を垣間見ることができるお話です。

ページを見るたびに新しい発見がある

絵も秀逸です。緑が基調となった背景に、赤や黄色が映え、視覚的に子どもたちを惹きつけます。ページごとに動物が1つずつ出てきます。コラージュ風になっていて、よく見ると、登場する動物の服が毛糸の模様になっていたりします。場面ごとに天気も違います。また、お話が進んでいくごとに、季節が変わっていきます。実は、そのことに最初に気付いたのは幼稚園児の子どもたちで、私はまったく気付かずに読んでいました(笑)。ページを開いてじっくり見るたびに楽しい発見があります。

CDではお話しが歌になっている!

音声的にも美しく楽しい絵本です。同じ英語表現がくり返され、音読すると一定のリズムがあります。そのくり返しによって英語表現が子どもに定着しやすく、リズムはお話の理解を促します。

付属のCDのリーディングには、効果音入り、シンプルな読み、リズム読みの3種類が収録されています。同じお話でも違う聞き方ができるので、子どもたちは飽きずに何度も聞くことができます。また、お話がそのまま歌になっていて、歌とカラオケも楽しめます。「CDに入っているお話をじっくり聞く」、「歌をジェスチャー入りで楽しく歌う」の静と動の活動を行うことで、レッスンにメリハリがつきます。

このように、CDに数種類のパターンの音声が収録されているのは、mpiの絵本に共通している特徴で、他の絵本にはないオリジナリティーを感じます。

歌うことで、絵本の英語を簡単に定着できる

私の教室では『Five Little Ducks』を、幼稚園クラスに読み聞かせとして使っています。また、小学校の低学年クラスでは、絵本教材として各生徒が1冊ずつ持っています。

レッスンでの使い方としては、まず表紙を見せて、“What animals do you see?”とたずね、子どもたちから表紙にある動物の名前を聞き出します。Duckが出たところで、“This is a mother duck. How many little ducks do you see ?”と子どものアヒルの数に注目させます。表紙の絵を使ってやりとりをすることで、子どもたちを本の世界へ引き込むことができます。

CDについては、最初のレッスンでは、「@ お話を楽しみましょう(効果音入り)」を聞かせます。その後、「A もう一度お話を楽しみましょう」または「C リズムに合わせて一緒に読みましょう(リズム読み)」を流し、言えるところを一緒に言うように促します。CDには読み方のパターンが3種類入っていますので、子どもたちは飽きることなくお話を楽しみ、一緒に言うことができます。

さらに、CDの「お話の歌」を歌うことで、お話を簡単に定着させることができます。歌にはジェスチャーが欠かせませんが、幼稚園児でも無理なくできるシンプルなものを心がけています。ジェスチャーの導入が終わったら、CDの「B 歌をうたいましょう」と一緒に歌います。

レッスンが3回、4回と進んだら「D 歌のカラオケ」「E リズム読みのカラオケ」を利用することで、子どもたちの定着度を見ることができます。お話にもジェスチャーをつけ、オープンクラスなどの発表に結びつけます。

小学校ではBig Bookが便利

Five Little Ducks』には大判絵本(Big Book)もあります。小学校ではBig Bookを使うことをお薦めします。Team Teachingで行う場合は、担任の先生がMother Duckの声の部分を声音を変えながらやってみせると楽しいでしょう。

また、この絵本には「動物」「天気」「季節」に関する絵が出てきますので、目当てとなる英語や英文にフォーカスして、導入、発展させることもできます。

絵本を教材に使うことで、子どもは自然に英語の世界に入ることができ、英語のリズムに触れることができます。「リズムとうたでたのしむえほんシリーズ」で、楽しい英語の時間を子どもたちにプレゼントして下さいね。