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親が英語教育に求めるもの 英語教室ができること
2010年2月2日
親が英語教育に求めるもの
英語教室ができること
〜ママさん4人の座談会〜
取材・構成 奥原剛
レポート:小学校英語の現場から
マック 先ほどの前川さんのお話とも重なるんですが、日本人は表現したいことがあっても、それをはっきり表現する習慣がありませんね。社会に出てからコミュニケーションやプレゼンテーションで苦労する人が少なくないようです。苦労しないまでも、「もう少しうまくできたら」と思っている人は多いでしょう。

しかし、欧米人だって生まれつきコミュニケーションやプレゼンテーションが得意なわけではない。彼らは子どもの頃から、家庭や学校やあらゆる場面でトレーニングされています。日本人の子どもも機会が与えられれば、その能力は伸びるんです。

とはいえ、そのトレーニングを日本語でやろうとすると難しい。日本語でやりとりする空間では、でしゃばらないとか、最後まで言わないとか、どうしても日本的な慣習が優先されるからです。そこで英語教育の出番です。英語のクラスの中では、手をあげる、意見を言う、相手をほめるといったことが、自然なこととして行なわれるからです。

私たちのmpi English Schoolの卒業生からよく聞くのは、「英語ができるようになったのはもちろんよかったが、人との関わり方や人前での振る舞い方を学べたのが何よりよかった」という声です。そういう意味で、英語教育は人間形成の大事な部分に深く関わることができますし、mpi English Schoolでも一貫してそれを目指しています。

根岸 英語教室でそういうことを学べるというイメージは、これまで持っていなかったですね。

ママさん4人の座談会 マック 今までの英語教育はずっと文法中心や受験英語で来たので、コミュニケーションやマナーやプレゼンテーションとあまり結びついてこなかったんですね。でも、これからの英語教育は、コミュニケーションや人間形成に深く通じるものとして、見られ方・受け止められ方が変わっていくと思います。
ペラペラじゃなくていい
積極性とコミュニケーション能力を身につけさせたい


前川 『これだけは知っておきたい 子どもと英語』のメッセージは、「世界中のいろんな国の人たちが、いろんな訛りの英語をしゃべっている。だから、多様な人々から、多様な英語を学び、世界の多様な人々とコミュニケーションできる能力を伸ばしましょう」というものですね。私はこれに深く共感しました。本の中ではこんなふうに書かれていますね。

「現在の世界では、英語を母語として使用する人より、英語を第2言語として、または必要な時に国際共通語として使用する人の方がずっと多いのです。ですから、私たち日本人が英語を使う場合、ネイティブスピーカーと言われる英語の母語話者と話すより、それ以外の英語話者と話す可能性の方が高いということです」(同掲書P9)
「私が常に主張してきたことは『英語がぺらぺらに話せることだけが重要なはずがない』ということです。最も必要なことは、英語の話せる真の国際人になるということです」(P,33)


私は社会人になってから1年間アメリカへ留学しましたが、まわりではいろんな国の人たちが、いろんな訛りの英語をしゃべっていました。その経験から、私は、日本人は日本人の英語でいいんだと思っていて、そこがmpiの考え方と一緒だと感じました。

マック もちろん正しい発音や、英語らしいリズム、イントネーションを学ぶことは大事ですが、それだけが英語教育の目的ではないですね。英語はコミュニケーションの“ために”使われているものですものね。

忽那 私はいわゆる“日本人的”で、人との触れ合いに積極的な方ではないんです。初対面の人と話すのも、パーティーに出たりするのも、すごく苦手。でも、たまに思い切って、夫と子どもと一緒にパーティーなどに行ってみると、子どもはそういう場所でとても楽しそうにしている。だから、「私が無理だから子どもも無理」と自分の感覚で考えてしまうと、子どもがかわいそうだなと思って。子どもがいろんな人と触れ合う機会をどんどん増やしてあげたいし、積極的にコミュニケーションできるように育ってほしい、と私も思っています。

根岸 日本人って、外国人が地図を持って道に迷っている様子でも、めったに自分から声をかけて助けようとしませんね。それはちょっと悲しいなと思います。日本にいても外国にいても、自分から話しかけられるぐらいの積極性を持ちたいと思いますし、子どもにもそうなってほしいと思います。

マック 積極性もトレーニングできます。英語圏にだってシャイな人はいます。でも、自分から話しかけたり、アイコンタクトをとったりすることは彼らにとって自然なことだから、そうしているんです。困っている人がいても知らんぷりの大人をいつも見ていたら、子どもにとってはそれが当たり前になってしまいますよね。 

年齢に合った学び方で
子どもの語学習得力は最大化する


忽那 『子どもと英語』に書かれていて共感したのは、「無理強いしない」ということでした。年齢によって急に英語を敬遠する時期もあるそうですね。そういう時に「続けさせなきゃ」と親が無理強いすると、それがかえって子どもの足かせになってしまう。親が子どもにとってのプレッシャーにならないように気をつけたいと思いました。