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2009年11月2日
連載
パートナー教室訪問 第7回
「身ひとつで教えられる先生」をめざして
マティックス英語教室
マティックス千里

取材・構成 奥原剛
レポート:小学校英語の現場から

――MPIメソッドに切り替えてから、生徒にどんな変化がありましたか。

マティックス まず、生徒の発話が増えました。All Englishで、MPIの基本的な考え方に沿ってレッスンすると、生徒の自発的な発言が多くなりますね。

体と言葉がひとつになる。英語が自分の一部になる

それと、レッスン中の私の体の使い方も変わりました。日本語を話している時は、体はあまり動きませんが、英語を話している時はジェスチャーもつき、おおげさにいうと体が踊るように動きますね。

MPIの指導法は、All Englishで非言語による要素も駆使しますから、レッスン中の私の体の使い方も、より英語らしいものになりました。それと同時に、英語を話す時の口や舌の動かし方も、よりクリアに、おおげさなくらいにして、生徒たちに見せるようになりました。

――5年間のブランクで気づいた「英語らしい体の使い方」が、MPIの指導法の中にあった。

そうです。生きた英語を体を使って教えるというMPIのよさは、「9年間カリキュラム」でも一貫しています。

魅力的な発表で聴き手を引きつけるためには、体と言葉がひとつになっていないといけませんね。“体と言葉がひとつ”とは、単にジェスチャーが付いているというだけでなく、言葉が自分のものとして身体化されている、ということです。

MPIの英語は、生活の中で使うコミュニケーションのための英語です。指導者は、一方的に教え込むのではなく、インタラクティヴに生徒が言いたいことを引出していくようアプローチしていきます。そうして、英語で自分を表現していくことをくり返していく中で、生きた英語が身についていきます。英語を“自分の一部にしていく”のがMPIの指導法なんだな、と常々感じています。

そのようにして、小学生の間に英語を使う楽しさをおぼえれば、中学校に上がってからも、教科書から生きた英語を吸収していくことができます。なにかと批判の多い学校英語ですが、教科書の中にはふだん使える表現もたくさんあります。生徒が教科書の中から使える英語を取り出せるかどうかの分かれ目は、堅い日本語訳でただ暗記するか、あるいは生きた英語として自分の中にインプットしていくかの違い。

生徒たちは帰るところ……ではありません。“shoes”を学んだ後は、“Let’s get on your shoes!”、実際に靴を履いて体でおぼえます。

生徒たちは帰るところ……ではありません。“shoes”を学んだ後は、“Let’s get on your shoes!”、実際に靴を履いて体でおぼえます。

例えば、“Are you with me?”という表現は、ある教科書では「これでよろしいですか」という日本語訳になっています。しかし、小学生のうちから生きた英語に接してきて、「英語は使うものだ」と分かっている生徒なら、“Are you with me?”は「私の言うこと分かってる?」「ついてきてる?」などのニュアンスで使うものだと理解してインプットします。そのようにして、MPIメソッドで学んだ生徒たちは、中学、高校に上がっても自分で自分を成長させることができます。

MPIなら先生の力も向上していく

マティックス 児童英語の先生を目指している方には、ぜひ一度MPIの「9年間カリキュラム」を勉強してみていただきたいと思います。

MPIでは、分厚いマニュアルを渡され、そのマニュアルどおりに教えるのではありません。MPIから指導書やセミナーを通じて与えられるのは、“黄金のアプローチ”と多くのアイディアです。私達はそれをもとに自分でレッスンプランを立て、指導法を研究していきます。「このとおりにやってください」というマニュアルより、はるかに先生としての力がついていきます。

一から十まで事細かく指導手順がある方が、楽だと感じるかもしれません。しかし、それは最初だけです。ただマニュアルどおりに指導していくだけでは、先生の成長がありません。成長のない先生に、生徒たちはついてきませんし、毎回あらかじめ決められた内容を与えるだけのレッスンでは、生徒たちはのってきません。レッスン中の空気を読んでアレンジする力が必要です。つまり、先生自身の力量が問われるのです。

松香洋子先生がある時、こうおっしゃいました――「身ひとつで教えられる先生になりなさい」。私も、指導者の最終到達点は、身ひとつで教えられる先生になることだと思います。黒板がなくても、テキストがなくても、CDがなくても、マニュアルがなくても、生徒たちの英語力を伸ばし、成長を手伝える先生。MPIはそんな高い技量を持つ本物の先生をたくさん輩出しています。私も日々、児童英語指導者としての自分を高め続けたいと思っています。