教材制作者が語る!『子供のための英語で自己表現ワーク 1〜3 Speech Adventure for Kids』に込めた狙いと思い|英語教材、英語教室(子供向け)ならmpi

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2009年10月1日
教材制作者が語る!
『子供のための英語で自己表現ワーク 1〜3
Speech Adventure for Kids』
に込めた狙いと思い
MPIセミナー講師トレーナー
MPI英語教室講師
岩本由美子

聞き手・編集部
レポート:小学校英語の現場から

岩本 例えば、MPI英語教室の小学4年生のクラスでは、1学期でシリーズ「1」のユニット3までしかやっていないのに、学期末のオープンクラスの発表で、ユニット5やユニット8の表現を使う生徒が出てきました。しかも、発音やリズムがとてもいいのです。そのときは、「ぐるぐる練習の効果だ!」と思わず顔がほころびました。

イン 教室でまだ習っていない文なのに、どうして使えるようになるんですか。

岩本 基本文をぐるぐると練習しつつ、テキストに書いてある簡単な日本語の解説を手がかりに、英語表現の意味をくみ取り、文の中の単語を入れ替えて、自分が表現したいことを言うんです。入れ替えたらいい単語は、テキストで色を変えて示していますから、子供はコツをつかめばどんどん単語を入れ替えて、先へと進んでいきます。

イン まさに子供は天井知らずなんですね。

岩本 ええ。このシリーズを制作し、実際に教室で使ってみて、「子供の力は無限だ。指導者が勝手に子供の限界を設定してはいけない」との思いを新たにしています。

子供たちの嬉しい変化。言葉で伝わらなくても、自己表現

岩本 1学期のオープンクラスデーに向け、4年生のクラスの子供たちが「1」で学んだ表現を使い、ペアでスキットづくりをしているときに、嬉しい出来事がありました。

MPIでは、先生も子供たちも英語だけでレッスンをしますから、スキットをつくるときも当然、英語だけで相談します。Only Englishという環境で、ペアでスキットを組み立てていくには、お互いに英語でコミュニケーションをしなくてはなりません。

レッスン中、子供たちを観察していると、いろいろなことに気づきました。言葉で伝わらない時は、別の方法を使うのです。たとえば、テキストにある文章を指さしたり、ジェスチャーを使ったり、ノートに文字を書いたりなどです。子供たちはさまざまな方法を総動員してお互いの意思を伝え合っていたんです。

イン 言葉でうまく伝えられないときも、ほかの方法でなんとか伝えようとする姿勢は、一生モノの財産ですね。

岩本 また、Aちゃんという生徒には、大きな変化がありました。Aちゃんはそれまで、相手の考えに賛成できなかったり、相手がすぐに答えを言えない時などに、あからさまに怒りの表情を見せていました。ところが、『自己表現ワーク』を使い始めてからは、一生懸命、知っている英語に身ぶり手ぶりを交えて、相手を説得しているんです! これはテキストに盛り込んだ「話し上手のポイント」で、いつもSmileやEye-contactを強調してきた成果だろうと思います。

どの生徒のスキットも、『自己表現ワーク』の表現を上手に使って、なかなかの出来でした。しかし、スキットの出来はあくまで結果です。その過程で子供たちの成長を感じられるのが、本当に嬉しいです。

英語表現を示すアイコンで、スピーチがどんどん長くなる

イン では、シリーズ「1」「2」「3」それぞれの特徴についてうかがいたいのですが。まずは「1」の特徴から。

岩本 「1」では、私たちがMPI英語教室でいつもやっている授業を、そのまま再現できるように工夫しました。それぞれの英語表現にアイコンをつけてあります。“Hi!” は手のひらのアイコン、“My name is….” は名札のアイコン、“I go to elementary school.” は校舎のアイコン……という具合です。先生がアイコンをボードに書いてポインティングしていけば、スピーチができてしまいます。

また、ユニット2にはユニット1のアイコンが、ユニット3にはユニット1と2のアイコンが入っている……というように、ユニットごとにアイコンが増えていきます。ですから、ユニットが進むのにともなって、どんどん長いスピーチができるようになります。

イン アイコンを使って、ぐるぐる練習でくり返し練習するので、しっかり表現が定着していきそうですね。シリーズ「1」では、全8ユニットを終えたら、何文のスピーチができるんですか。

岩本 12文くらいです。

イン 小学4年生で12文! それはすごいですね。