心と心をつなぐカンタン「トラストゲーム」|英語教材、英語教室(子供向け)ならmpi

記事
新着の記事
過去の記事
2008年12月までの記事
英語教材、英語教室(子供向け)HOME > 記事 > 心と心をつなぐカンタン「トラストゲーム」
新着の記事
2009年9月2日
心と心をつなぐ
カンタン「トラストゲーム」
No.7  High-Five Conversation
カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州
バンクーバー島在住
元MPI講師
カナダ法人玉川学園教育プログラムマネージャー
中谷路子
レポート:小学校英語の現場から

 今回は、生徒達が心から英語での会話を楽しむ経験ができるアクティビティをご紹介します。ハイファイブ(手を高く挙げ、相手と手のひらを会わせる動作)とともに“ Hi!”と言って会話を始める、というシンプルなアクティビティですが、ハイファイブというスキンシップをすることで緊張感や恥ずかしさを和らげ、いつもとまったく違った気持ちで英語を話すことができます。(ところで、スキンシップという表現は和製英語です)。

 このゲームをする際は、前もってキークエスチョンを決めます。休日前ならば“What’s your holiday plan?” などの質問が考えられます。ゲームをする1週間前に質問と答えをクラスで練習します。そして当日、アクティビティのやり方を説明します。このアクティビティの間、自由に歩き回り、いつも話さない人と話す機会を持つよう勧めます。

 アクティビティのやり方は、最初のパートナーを見つけたら、ハイファイブをしながらあいさつし、どちらかが質問をし、もう1人が自分の答えを言います。今度は最初に答えた人が質問をします。そしてもう1人が答えます。両方が質問をして答えたら、最初と同じように ハイファイブをしながら“See you!”と言って分かれます。そして新しいパートナーと出会い、同じことを繰り返します。5人の人と会話をしたら、終了です。

レポート:小学校英語の現場から

●High-Five Conversation の紹介
◎目的: (1)ふだん話す機会のない人と会話し、知り合いになる。
(2)ハイファイブで手のひらを合わせ、コミュニケーションしやすい雰囲気をつくる。
(3)同じ会話を様々な人々と何度も繰り返し、英語で話すことに慣れる。
◎対象: 小学生から大人まで
◎英語のレベル: 初級者から上級者まで
◎時間: 15〜30分間位
◎道具: なし
◎人数: 10人以上

●ゲームの手順:
(1) 全員、自由に歩き回り、話し相手を見つける。
(2) そのパートナーとハイファイブをしながら“Hi !”と元気よくあいさつする。
(3) ペアの1人が“My name is …”と自己紹介する。もう1人も続いて自己紹介する。
(4) 最初に自己紹介した人が その日の質問をし、パートナーが答える。
(5) もう1人が同じ質問をする。
(6) 相手が答える。
(7) もう一度ハイファイブをしながら、“See you !”とあいさつをして、それぞれ別のパートナーを見つける。
(8) 5人と会話をしたら終了。

●指導上の注意
(1) ゲームをする前(前のクラスまたは1週間ほど前)に、ゲームで聞く質問と各生徒の答えを練習しておく。
(2) 質問は生徒のレベルに合わせる。初級レベルであれば“How are you ?”などから始めるとよい。
(3) ゲームの直前に指導者がハイファイブの見本を見せ、何人かの生徒と試してみる。その際、アイコンタクトの重要性を伝える。
(4)質問の例: What color is your toothbrush ?
What did you eat for breakfast this morning ?
What do you like to do in your free time ?
What do you want for your next birthday ?
What’s your goal for next semester ?
(5)生徒の英語レベルが中級以上であれば、次のような会話ができる。
  1. Hi ! (ハイファイブをしながら)
2. My name is …
3. May I ask you a question ?
4. (Today’s question)
5. See you!(ハイファイブをしながら)