キレイごと抜きの現場報告 小学校だから!できること 第8回|英語教材、英語教室(子供向け)ならmpi

記事
新着の記事
過去の記事
2008年12月までの記事
英語教材、英語教室(子供向け)HOME > 記事 > キレイごと抜きの現場報告 小学校だから!できること 第8回
新着の記事
2009年8月3日
キレイごと抜きの現場報告
小学校だから!できること 第8回
「MPIメソッド」を小学校で全面採用
子ども達のコミュニケーション力を磨く 【後編】
近江八幡市立桐原東小学校
近江兄弟社小学校 非常勤講師
J-SHINE上級指導者
MPIパートナー会員
吉積尚子
レポート:小学校英語の現場から
英語環境としては、イングリッシュルームがあり、子ども達は英語の授業をそこで受けます。DVDなどの視聴覚機器もそろっています。各クラスに『英会話たいそう』のDVDやCD、学年で使っているCDなどを置き、HRT(担任)にお願いして視聴できるようにしています。

『英会話たいそうDansinglish』DVD 『英会話たいそうDansinglish』ビデオ 『英会話たいそうDansinglish』CD 『英会話たいそうDansinglish』テキスト
『英会話たいそうDansinglish』DVD 『英会話たいそうDansinglish』ビデオ 『英会話たいそうDansinglish』CD 『英会話たいそうDansinglish』テキスト

 公立小学校では成績をつけませんが、私立では基本的に学期ごとに成績をつけます。

 近江兄弟社小学校では3段階評価で、観点はAbility(能力)とParticipation(態度)の大きく2つです。学年ごとにより細かい観点があり、評価をするのは大変です。学校側と話し合いを重ねた結果、今年度から新しく到達度評価に変わっています。

 担任との役割分担については、英語は専任講師が教えることになっているので、授業中はHRTはいません。成績も私達がつけ、HRTの役割は保護者に伝えることです。毎回の授業終了後に、HRTに向けてその日の授業内容の報告を書き、宿題の回収や連絡の徹底など、次回までにしておいてほしいことをお願いしています。

 宿題の中身は、家庭用教材を聞くことや、高学年はワークシートなどです。40分の授業時間内に宿題の回収や返却をするのはもったいないので、担任にお願いしています。宿題を忘れてくる子どもは、英語に限らずどの教科でも忘れてくるようです。

HRT、ALTとの連携の難しさと大切さ
伝統の英語劇に大きな変化が

 子どもの情報をHRTと共有することはとても大切です。気になる子どもの様子などをHRTから聞きますし、英語の時間に起こったこともきちんと担任に伝えています。保護者は英語教育について様々な思いを持っており、その疑問をHRTに投げかけたりしますので、英語の時間に何をしているのか、こちらからHRTに情報を伝えることはとても大事なことなのです。

 ALT(英語指導助手)とのTeam Teachingでは、毎年、苦労と工夫を重ねてきました。Team Teaching以前に、ALTと気持ちを通じ合わせることが本当に大変です。

 外国語として英語を教えたことがないALTや、子どもを教えた経験がないALTが、私達JTEよりかなり良い待遇を受けていることに、納得がいかないこともありました。反対に、経験豊富で自分の教室や自分なりの指導方法を持っているALTに、MPIメソッドを理解してもらうことも大変でした。

 ALTとのTeam Teachingでは、授業のどのパートをALTに担当してもらうのかをはっきりさせておくことが大切です。数日前には授業案をお渡しし、やるべきことをきちんとお伝えします。ALTが自分の役割の目的をきちんと認識しておいてくれると、授業においてもうまくいきます。

 小学校では生徒が多いと40人近くになります。HRTやALTと2人で指導したとしても、4つの目で40人を見るのは難しく、下を向いて別なことを始めたり、友達と話し始める子どもがいます。そうさせないためにも、子どもを飽きさせない授業内容を考え、HRTやALTとしっかり連携することの重要性を痛感しています。

 近江兄弟社小学校では、英語劇の発表が、何十年も続いている伝統となっています。毎年2月にある学習発表会で、6年生が英語劇をするのですが、先生も保護者も、もちろん子ども達も、「6年になれば英語劇!」という思いでいます。通常の英語学習とかけ離れた英語劇をどのように指導していくかは、今後の課題のひとつです。

 この2、3年で、伝統の英語劇に劇的な変化がありました。