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  英語活動で、自分を好きになるきっかけを。第2回

香川県綾歌郡綾川町立羽床小学校
教諭 横田由香

聞き手・The Front編集部

6年間は「MPI 9年間カリキュラム」を参考に。
授業の流れは教材名や曲名まで黒板に書いておく。

編集部(以下、編) 年間カリキュラムやレッスンプランについて教えて下さい。
横田
 年間カリキュラムは、学校側の英語活動担当者が学校行事などと照らし合わせて作成し、JTEの先生と年度始めに打ち合わせをしています。計画を組み立てる時に参考にしたのは、MPIの「9年間カリキュラム」です。本校のように1年生から英語活動を実施している学校には大変参考になります。

 年間計画作成で配慮したのは、「全学年を通した体系をどう考えるのか」。本校では、絵本や『Hi-Byeカード』の活用の仕方について、学年が上がるほどインプットから会話やアウトプットへ、また自分で覚えたフレーズを組み合わせるといった活動へとつなげていくことで体系をもたせています。また、体系だけでなく、スパイラルに繰り返し定着させていくことも大事にしています。ですから、低学年と高学年で同じ絵本を扱うこともあります。

 レッスンプランについては、 1時間の大まかな流れを固定することで、HRTも子ども達も安心して授業に取り組めるようにしています。具体的には、(1)あいさつ (2)心をほぐすチャンツや歌 (3)『Hi-Byeカード 』を使って復習 (4)今日のメインの活動 (5)絵本、といった流れです。

 私は、紙に書いたレッスンプランを授業中に見て確認することが苦手です。書いたものを確認するという教師の動作は、子ども達を不安にさせると考えています。ですので、 TTをする相手がALTでもJTEでも、必ず黒板の端に1時間の流れを書き、使用するCDの名前とNo.まで書いておきます。そうすると、子ども達と一緒に流れを確認しながら安心して進めることができますし、事前の打ち合わせがなくても、慣れてくればALTが気を利かせて先にカードを貼ってくれていたり、次にかけるCDの準備をしてくれていたりして、スムーズに授業が進みます。この方法はお勧めです。

 私の場合、自分でレッスンプランを作成し、 FAXでJTEの先生に送付し、修正を加えていただいています。他学年では、レッスンプランまでは作成できていませんが、大まかにはHRTが教材などをピックアップしておき、ALTやJTEと相談しながら進めているようです。また、6年生に限っては、英語活動の時間のすぐ後に交換授業を時間割にうまく組み込んで、担任の空き時間をつくり、JTEと担任がじっくりその日の反省と次回の打ち合わせをしています。ですから、6年生では、打ち合わせ事項をもとに、主にJTEが授業案を作成して下さっています。

 Team Teachingについてはどうしていらっしゃいますか。
横田  今年度の本校の考え方として、 1年生から4年生までの音声的なインプットを重視している学年は、基本的にALTとHRT。5年生や6年生というフォニックスを扱う高学年では、JTEとHRTのTeam Teachingです。 ALTの方にもJTEの方にもいつもご迷惑をおかけしているのですが、TTで大事なことは、連絡をまめにとりあうことだと思います。学校は急に予定変更があったり、朝の活動が長引いて日課がずれたりすることもあるので、前もって連絡をしておくことがまず大事だと感じています。授業中の連携については、前述の通り、レッスンプランや黒板などに1時間の流れを書いて把握できるようにしておくことだと思います。そして当然のこととして、CDをかける、カードを貼るなど、HRTが自ら率先して動くことも大切だと考えています。

編  教材は MPIのものを使って下さっているのでしょうか。
横田  ほとんどが MPIの教材です。子ども達の知的好奇心や遊び心をくすぐる内容が工夫されていて、自然な英語が自然と身についていきます。また、テキストやCD、DVD、ビデオなどを組み合わせて使用できるので、初めて英語活動をする先生でもビデオやDVDを見ながら一緒に楽しむことができています。

 私の今一番のお気に入りは『小学生のフォニックス 』の「発音たいそう」です。英語の発音という担任が苦手とする部分を、「たいそう」というかたちで一緒に学べるので、大変すばらしい教材だと思います。とりわけ私は体育が専門ですから、体で覚えるという考え方に大賛成です。実際、 5年生の子ども達も「♪あごを下げて……」と歌を歌いながら楽しんでいます。また、町内5校にMPI教材が入っていますので、町内の英語活動の内容に均一化が図られています。