2010年 松香洋子賞 受賞者・論文

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優秀賞
・論文タイトル
「dyslexic な子どもへの読み書き指導の考察」

・執筆者
十川泰子(mpi パートナー会員 mpi English Schools 『リトルカナダ英語教室』主宰)
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松香洋子講評

自分の指導していた子どもがdyslexicであることを発見したことをきっかけに、dyslexicについて学び、それについて実践をした。
気づきの大切さと、よりそうことの大切さを教えてくれる。
Dyslexicな子どもを見るようになって、その他のこどもの見方も変わってきているところがすばらしい。
成果のあがらない生徒を抱えている多くの指導者にとって、大きな指針になるだろう。
表やチャートなどを利用し、更に簡潔に書くとよりよい論文になるだろう。

・論文タイトル
「積極的な態度の育成 −子供に英語を教えることを通じて−」

・執筆者
高松真衣子(mpi パートナー会員 mpi English Schools 『Caterpillars』主宰 J-SHINE指導者資格保持者)
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松香洋子講評

mpiの教材と指導法を使って、親子クラス、幼稚園、小学生クラス、そして小学校へと指導場面をひろげ、指導者、親、学級担任、こどもそれぞれの留意点をまとめた。自分の娘との英語学習の記録もある。
mpiの「9年間カリキュラム」の解説のようになっているが、mpi関係者以外にはやや実証性が低いと思われるので、客観性のある書き方を学ぶとよいと思う。
データ、表などの裏付けを多くすると、「積極的な態度の育成」というテーマに対して絞込みが強くなり、文章が更によくなるであろう。

・論文タイトル
「小学校でコミュニケーション能力の育成を図る―『チャレンジポイント』と『振り返りカード』を用いて」

・執筆者
名合智子(中国短期大学教授 mpi パートナー会員 J-SHINE上級指導者)
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松香洋子講評

公立小学校における英語活動の目標は、「コミュニケーション能力の素地を養う」となっているが、実際にはどのようにしてよいかわからないことも多い。
そこで、著者は5つのレベルのコミュニケーションチャレンジポイントをこどもに提示し、活動のはじめに今日の目的を自覚させ、活動の最後にそれに対する自己評価をさせる。
評価に悩む小学校の現場に1つの大きな提案になれるであろう。追試がしやすいのがよい。

・論文タイトル
「トップダウン方式とボトムアップ方式の融合による英語のピラミッドの形成」

・執筆者
河合はるみ(mpi パートナー会員 mpi English Schools 『Play and Learn English School』主宰)
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★文中にありますuseful expressionsについて、参考資料はこちらより。
松香洋子講評

子どもを3つのグループ(小学生、臨界期を迎えた子ども、中学生)にわけて、それぞれのグループのゴールと指導法をまとめた。
9年間カリキュラムを突き詰めて考え、特に中学生に対して1つの筋道をたてた。
mpiの9年間カリキュラムの解説のようになっているので、mpiの会員以外にも実証性が持てるよう、
客観性を持って書くとよりよい論文になるだろう。

・論文タイトル
「生徒のやる気を引き出すために」

・執筆者
高嶋登士子(mpi パートナー会員 mpi English Schools 『こねこ英語教室』主宰)
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松香洋子講評

自閉症の生徒も含め、10年間にわたってmpiの教材で英語教室を続けた時に、特に中学生のやる気を引き出すということは何かということで、アドラー心理学にたどりついた。なにかと指導が難しい中学生クラスにたいして、自立、社会との調和を見いだすといった根源的なことを自分のクラスにあてはめて考え、実践してきた。話しを聞いてみたい一人である。


★昨年の授賞式の模様はこちらから。
なお、こちらの論文はHPへの掲載許可をいただいた順となっております。